前回はけんかのきもちについてでしたが、今回はいろんなきもちです。毎日子どもたちは「これがたのしかった」「あれがたのしみ」とポジティブな話をしてくれます。「へぇ、そうだったの」 「それはよかったね」 と受け答えをすると満足したようにその場を立ち去っていきます。時には浮かない顔をしている子どもには、こちらから声をかけるときもあります。すると「これがいやなんだ」「もう幼稚園には来ないから」と宣言されることもあります。。そんなときは 「嫌なことも頑張って挑戦してみたら?」と言うのも違うと思いますし、「幼稚園には来なきゃだめだよ」と簡単には言えません。 「そうだったんだ」「 それはいやだったね」と気持ちを受け止める事が大切だと思います。といいますか、聞いてもらえたという安心感を得ることが1番なんだと思います。「じゃあ野菜の収穫手伝ってよ」とあれこれ話しながら作業をするうちに気持ちが晴れたような表情をして自分のクラスに帰って行きます。私たち保育者もそうなんです。完璧な人なんていませんから、いろいろ話しあって試してみたり、子どもたちと生活していく中で子どもたちと一緒に考えていくこと、保育者同士語り合っていくことを大事にしています。

今日は七夕。願い事もいろいろです。