2月3日は節分です。鬼を追い払って新年を迎える、立春の前日の行事です。園では心の悪い鬼を追い払おうと、豆まきをします。

子どもたちに「みんなの心には鬼がいる?」と聞くと「なにもない!」と即答。「先生は寒いの嫌い鬼がいるかな」と話すと

「やさいきらいおに」「やだやだおに」とぽつりぽつりと話してくれました。明日は沢山の豆、柊の葉、鰯の頭を用意して鬼が来ないように準備します。

そして架空の生き物を信じる、信じない、には想像力が必要です。

この時期に想像力を養うことはその子の人生を助けることにもつながります。この人をたたいたら痛いよね、荷物が重そうだから手伝ってあげよう、

こうした優しさの出発点も想像力です。空想してその繰り返しの中で想像力は養われています。

 

それでも鬼が来てしまったら?

大丈夫、ゆり組が守ってあげる!と頼もしい鬼バスターズ達。

くすぐってる気を引いてるうちに豆を投げる作戦、鬼になって仲間になる作戦、話し合いは盛り上がります。

知恵を出し合って立ち向かう経験は将来、大変なとき力を出す源にもなります。

 

鬼は外へ、乗り越えてほしい、そんな思いです。

 

Y君は鬼になる作戦です。

「ゴミもつかめる」鬼。